3段階で鍛えるタイピング速度向上術 – タイピング速度を1.5倍近く上げてみた
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無謀なエントリかと思われるかもしれませんが、平均的な速度の方だと2倍以上にタイピング速度が上がる方法があります。まあ練習しか無いわけですが、その練習方法やコツに鍵があったりします。
 
コツって言うと楽にタイピング速度が上がるイメージが出てしまうかもしれませんが、現実的なことをいうといきなり速度が向上するなんてことはないです。やはりそれなりに習得に時間はかかります。では、速度を上げるレベル別に見てみましょう。

レベル1 – まずはともかくタッチタイピング

意外とできない方が多いタッチタイピング。タッチタイピングとはブラインドタッチとも言われる、キーボードを見ずに文字が打てる技術です。

 

タッチタイピングを習得することでミスタイプを減らし、かつ標準的なタイピング速度に押し上げます。ここで言う標準的なタイピング速度とはe-typingというタイピング速度を競うWEBサイトでの全国平均を元にしています。毎分のキー押下数の全国平均は240回です。タイピング速度を競うWEBサイトですので、自信のある方が多いかと思います。実際の全国平均はもっと低いかな?

 

以下にまとめた小技を覚えさえすれば、全国平均である毎分のキー押下数240回は必ず超えます。超えないのは練習が足りないだけですね。ここは才能とか関係ないので、とりあえずやってれば行きます。

標準的な指の運用を覚える

一本指でのタイピングや、小指を使わないタイピングなどで覚えてしまっている方は矯正する必要があります。しかし、既に標準的なタイピング速度を上回っている方はその限りではありませんが、同じ指を連続して使用するとどうしてもタイムロスが発生します。できるかぎり標準的な指の運用を覚えたほうが後々役に立っていきます。

よく使う文字はキーボードを見ないで打てるようにする

キーボードを多く触っていると、タッチタイピングができる語句がでてきますよね。「ありがとう」とか「お疲れ様です」とかです。最初はそんなもんだと思います。まだ遅くてイライラするかもしれませんが、タイピングゲームを渡り歩いたりしながらゆっくり覚えていくといいです。チャットとかオンラインゲームをやっていると割りと早く覚えることができます。

 

だんだんとタッチタイピングを習得することで、モニターを注視する時間が増えてくるのが実感できてきます。そうするとミスタイプによる誤字の発見が早くなり、後で見直す際の時間を大幅に短縮できますね。

「ふ」や「じゅ」など複数のタイプ方法があるものを固定する

あまりタイピングの手法が固まっていないうちに習得したほうが定着しやすいです。例えば「ふ」を打ち込む方法は「HU」と「FU」があります。標準的な指の運用で「HU」と打つと右手人差し指を2回使用します。そのため当然ですが「FU」よりもタイピング速度は若干遅くなります。「じゅ」の場合は「JU」と「JYU」があります。単純にタイプ数が少ない「JU」の方が若干早くなりますね。同様の語句を下記にまとめています。

 
・「ふ」を「FU」でタイプする
・「じゃ、じゅ、じょ」を「JA、JU、JO」でタイプする
 

上記同様に「ん」の扱いですが、これは「NN」「N」どちらでも構いません。「NN」だと確実に「ん」が出力されます。「N」だと「ん」で終わる文章だと「n」になってしまいます。確実性を取るか速度を取るかは決めていただいて構いません。

スペースキーは左手親指でタイプする

漢字変換などでスペースキーを押す場面はかなり多いです。忘れてはならないのが、その後確定する際にエンターキーを打つことです。左手親指でスペースキーを押せば、ほぼ同時にエンターキーを押すこともできるようになります。

レベル2

レベル2を習得することで、毎分のキー押下数は300回を超えるようになっていきます。ここまで来ればもう思った通りに文字は打てますし、ペンで文字を書くより圧倒的に早くなっていることと思います。私自身の毎分のキー押下数は350回ほどです。早い方は既に400回を超えるようになっていきます。流石に400回を超えるようになってきますと、周りからも「早い!」と言われる速度になるかと思います。

 

2013年6月18日現在、最高で524.9になりました。実感するレベルで早くなってます。調子がいい時は言葉で話すより早い時もあります。
 

 

タッチタイピング(ブラインドタッチ)を完璧に覚える

タッチタイピングを完璧に習得することで、数値はテンキー(キーボード右側の数値部分)を使用せずに素早くタイピングできるようになります。プログラミングする際は特に数値を使用することが多く、またShiftキーを押しながら記号を打つこともかなり多いです。一行コメントの「//」や、カッコの「{、}」なども同様です。キーボードを見ずに打つよう念頭に置いて作業を行なっているだけで、ほとんどのキーは見ずに打てるようになっていきます。手の可動範囲が広くなっていきますのでタイプミスも増えていきますが、どこにキーがあるのかという感覚は体で覚えるしかありません。

高めのキーボードを買う

1000円以下のキーボードであっても文字は入力できます。指の感覚を高めるとミスタイプも減ります。そのため高いキーボードは不要かもしれません。しかし私はあえて高めのキーボードの購入を推します。高いキーボードは指や手の甲の疲れが出にくいような構造になっていたり、不十分なキーの押下でも認識するなど、タイプミスの減少や疲れに対する処置に特化しています。一度、大型電器店などで触って見てください。

レベル3

私はこのレベルまで到達していません。そのため、調べた結果をまとめてみたいと思います。
 
2013年6月18日現在、最高で524.9になりました。
 

ここから先はどんどん道が険しくなっていきます。このレベルをクリアすると毎分のキー押下数は500、600、700と超えていくでしょう。練習あるのみですね。
500を超えたあたりから、「コレ以上どうやって早くするんだよ」って疑問が湧くほどです。実際は慣れていないキーの組み合わせだったり、慣れていない指を多く使う語句で時間を浪費しちゃってるだけですけどね。なのでここから先はトップスピードを上げるというより、ボトムスピードをどれだけ上げられるかという項目になっていきます。

玄人向けのタイピングゲームソフトを使う

私が使っているのは、多くのタイパーを育てたと言われる昔ながらのソフトです。画面的に古そうなイメージで面白くなさそうですけど、どの語句でタイムロスしているのかとか、速度のグラフとか表示してくれるので分かりやすいです。
 
「タイプウェルR」
 

 

指の運用を最適化する

いきなりですが、「ぬかるみ」と打ってみてください。一般的な指の運用だと「NU」は右手人差し指だけを使用します。ここを、人差し指で「N」中指で「U」を打つように変更してください。同様に、「RU」の「U」を中指で打ち、続く「MI」を通常通り打ちます。同じ指を使用しないよう変更したことがお分かりでしょうか。この指の使い方で何度か練習すると気持ちがいいくらい流れるように打ち込めます。このように、単語によって指の運用方法を変更していくことを”最適化する”といいます。この最適化を地道に続けていくことで全く滞ることなく打ち込めるようになります。

文字を認識する力を上げる

端的に言えば、慣れる、頭の回転を上げるといった言い方になります。この項目は文字を早く頭に入れる練習を行うためタイピングゲームや、文字を写す動作が早くなります。実質のタイピング速度も、まるで言葉を話すように指が動き始めれば速度もどんどん早くなります。朗読と同じように新聞のコラムや参考書の内容をただただ写して打ち込む練習をします。漢字の予測変換や辞書の学習機能をOFFにしましょう。何回スペースキーを打てば目的の漢字が出てくるかを覚えてしまいます。滞り無くタイピングができるように工夫しましょう。

特殊なキーボードを使用する

一般的に使用されているキーボード配列は「QWERTY配列」と呼ばれるものです。キーの左上の「Q」から右へ「W、E、R・・・」と続いているキーボードのことです。QWERTY配列以外に「AZERTY配列」「DVORAK配列」というキーボードがあります。AZERTY配列は主にフランス語圏で使用されているキーボードとなっています。そしてDVORAK配列こそがタイピング速度上昇を目的としたキー配列となっています。DVORAK配列とは、左手のホームポジションに母音が集中している配列となります。しかし、DVORAK配列は英語圏以外を考慮されていないため、日本語入力はQWERTY配列に劣るかもしれません。そこで日本語にも対応させたものが「DVORAKJP配列」となります。このようにキーの配列自体を変更して高速化を図る方法もあります。
他にも、「親指シフト配列」というキーボードもあります。これはひとつのキーでひとつの日本語が出力できるキーボードとなります。左右いずれかのShiftキーを押すと、キーに配置されているひらがなを変更することができます。Shiftキーで変更しながら全ての日本語を一度のキーストロークで出力できるため、日本語だけを扱うような方にとっては二倍近い速度を叩き出せます。ただし、プログラミングのようにアルファベット、日本語どちらも使用するような方は合わないかと思います。

 
 

簡単にタイピング速度を上げる方法についてまとめてみましたが、前述のように毎分のキー押下数が300回を超えると特に負担に感じることはなくなっていきます。しかし世の中は広いです。英語圏では1000回近い速度でタイピングできる方もいますし、日本語入力であっても800回なんてとんでもない速度で打ち込む人もいます。そこまで早くなれば、言葉で話す速度以上です。考えたことがそのままの速度で出力できるということは、時間短縮よりも精神的な負担が更に減り作業に集中できるのではないでしょうか。ぜひみなさんも取り組んでみてください。